PGAツアー

渋野日向子が42年ぶりに海外女子メジャーで優勝

全英AIG女子オープン(ウォーバーンGC 6585ヤード)で渋野日向子が42年ぶりに海外女子メジャーで優勝しました。岡山県出身で1998年生まれの20歳。2018年7月のプロテストで合格してからすぐに結果を残すという快挙を成し遂げました。身長165センチと日本人ではやや大きめですが、ドライビングディスタンスは245.05ヤード(LPGAツアー15位) 安定して飛ばし、平均パット数も1.7708(3位)と安定したゴルフが特徴です。

大会参加時は予選通過を目標にしていた彼女ですが、初日からスコア66と好調なスタートを切り、4日間で18アンダーとしてメジャー初出場初優勝を遂げました。1977年全米女子プロ選手権の樋口久子以来となる42年ぶり2人目のメジャー制覇となります。

スマイル・シンデレラ

笑顔を絶やさないプレースタイルで、日本のみならず海外からも評判が良く、「スマイル・シンデレラ」という愛称を付けられる程。ファンに対しても常に笑顔で応え、優勝時のインタビューではファンやゴルフ関係者、メディアなど様々な方々に感謝を述べていたのが印象的でした。今回の全英優勝によってLPGA会員の権利を取得した彼女ですが、今のところ日本ツアーを主戦場にしたいと答えています。更に実力をつけて、また海外で勝利し、いずれグランドスラムを達成して欲しと思います。

優勝賞金 65万5000ドル

大会の優勝賞金は65万5000ドル(日本円で約7200万円)。2019年度の獲得賞金は約1億5000万円となり、国内女子賞金ランキング現1位の申ジエ(韓国) 9127万1332円を大幅に上回り、トップに踊り出ることになりました。近年の国内男子ツアーにおいてもこの額は見ない賞金額です。このまま着実に結果を残し、いずれ宮里藍(2010年6月)以来の女子ゴルフ世界ランキング1位になることを期待しています。国内女子ツアーは非常にファンも多く人気ですが、国内男子ツアーも負けずに頑張っていって欲しいです。

クラブセッティング

ドライバー PING G410 Plus (10.5度)
シャフト: フジクラ560 Speeder Evolution 6
3ウッド PING G410 LST (14.5度)
シャフト: フジクラ560 Speeder Evolution 6
5ウッド PING G410 (17.5度)
シャフト: フジクラ560 Speeder Evolution 6
ユーティリティ PING G410 (22度, 26度)
シャフト: フジクラ Diamond Speeder 7X
アイアン PING i210 (5-PW)
ウェッジ PING グライドフォージド (52度, 56度)
パター PING シグマ2 アンサー
ボール タイトリスト Pro V1
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