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8500円で購入したスコッティ・キャメロンをレストアしてみる①

先日、某フリマアプリで中古のスコッティ・キャメロンが出品されていました。
『スコッティ・キャメロン CLASSIC Newport Two』
調べてみたところ、1995年にスコッティ・キャメロン氏がタイトリストと契約し、翌年1996年にリリースしたモデルになります。近年のスコッティ・キャメロンは、303ステンレス製にソフトな打感を実現するためにインサートが施されています。私は、2016年モデルのセレクトニューポート2を購入しましたが、どうもインサートの打感が好みではなく、ゴルフを初めて最初に購入した2012年モデルの『セレクトニューポート2 ブラックミスト』を使用していました。2012年モデルはディープミーリングならではの柔らかい打感の中に、しっかりとした芯があるのが特徴です。

CLASSIC Newport Two

歴代のスコッティ・キャメロンに興味を持ち、最近ではフリマアプリで状態の良いパターを購入したりします。2002年モデル『スタジオステンレス ニューポート・ビーチ』を購入した際は、非常にソリッドな打感に満足しました。色々意見は分かれると思いますが、私は最近のスコッティ・キャメロンより、昔に造られたモデルの方が名器だと思います。話が長くなりましたが、先日、某フリマアプリで『CLASSIC Newport Two』が8500円で出品されており、全体的にサビは出ていたものの、アタリキズなども少なくキレイな個体を発見しました。

 

CLASSICシリーズは、カーボンスチール製のパターであり、ガンブルーとよばれる黒錆を表面処理したのが特徴です。カーボンスチール(軟鉄)は非常に錆びやすい金属ですが、この錆は通常、赤錆と呼ばれるもので、金属を劣化させてしまう特性があります。一方でこの黒錆は金属の表面に錆膜を形成して、赤錆から護ってくれる良い錆になります。「錆を持って錆を制す」
購入したパターは黒錆がほとんど剥がれてボディが銀色になっており、全体的にボツボツと錆が残っている状態でした。
近年では、タイガー・ウッズや松山英樹などが、GSS(ジャーマンステンレススチール)と呼ばれるドイツ製のステンレスを使用していますが、ジョーダン・スピースは中学生の頃に購入したカーボンスチール製のニューポート009を長年愛用しています。カーボンスチールは、”コツン”という透き通った音の中に、しっかり”芯”があるのが特徴で、ステンレススチールでは味わえない非常に気持の良い打感だと思います。

レストアに挑戦

錆がところどころ残っている状態で、表面がザラザラしていたので、サンドペーパーでしっかり磨き上げ、最終的にガンブルー加工をしてレストアしてみようと思います。
磨き上げには時間がかかる作業なので、また追って記事にしたいと思います。

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