ギア・アイテム

Diamana D+ PLUS Limited Edition

PGA世界ランキング1位のブルックス・ケプカが使用している、三菱ケミカル製シャフト「Diamana D+ PLUS Limited Edition」 2019年からはタイガー・ウッズも1W/3W/5Wで使用しています。

以前までは、同じく三菱ケミカル製のTensei CK Pro Orange(以下、テンセイオレンジ)を使用していましたが、ケプカファンとしては是非とも利用してみたいと思っていたシャフトです。Diamana D+ PLUS Limited Edition(以下、ディアマナD+Ltd)は、白マナ系の元調子シャフトでハードヒッター向けのシャフトです。
Diamana W+/D+/アヒナなどは日本でも発売されていますが、このLimited Editionは日本未発売のモデルになります。

Tenseiシリーズも現在、White/Red/Blue/Orangeの4種類が展開されていますが、日本では2019年2月からOrangeのみの発売です。海外モデルのシャフトは非常に優れたシャフトが多いのですが、日本では未展開のシャフトが多いのが残念です。

そして、このディアマナD+Ltdシャフトをどうしても手に入れたくて色々探していました。USモデルのクラブを使用することが多いので、最近は日本向けに海外モデルを販売している「フェアウェイゴルフUSA」といサイトから購入しました。

フェアウェイゴルフUSA

これまでに、Taylormade M3ドライバーや、ミズノのJPX Tourアイアンなどもこちらで購入しています。在庫がある場合は、1週間から10日前後で空輸輸送してくれますが、カスタムクラブなどは場合によっては1ヶ月以上かかる場合があります。実際に、M3ドライバーを購入した際は人気がありすぎて、注文から受け取りまで1ヶ月半程度かかりました。価格については、一部安いモデルはありますが、日本モデルに比べて正直、そんなに変わりません。
送料や消費税(商品受取時に代金の60%に消費税がかかる)を合わせると、少々割高かもしれません。ドル決済か日本円(ジャパンネット銀行振込)に対応していますが、ドル決済の場合はクレジット支払いなので、クレジットカード会社の為替手数料などを考慮すると、日本円振込の方が安いので私はいつもこちらにしています。

じゃあ、なぜココで買うのかと言うと、「日本では買えないクラブを買えるから」です。
私はそれなりにヘッドスピードが速く、日本製規格だと合わないので、基本的に海外PGA選手が使用しているクラブを参考に購入することが多いです。

Diaman D+ PLUS Limited Edition レビュー

紹介が長くなりましたが、フェアウェイゴルフでディアマナD+Ltdを購入したのでレビューをしたいと思います。購入したのは、下記の2本です。

  • Diamana D+ PLUS Limited Editon 70 TX
  • Diamana D+ PLUS Limited Editon 80 TX

Mitsubishi Diamana D+ PLUS Limited Edition Wood Shaft
https://www.fairwaygolfusa.com/index.php?main_page=product_info&products_id=129520

各シャフトの価格は、$300(¥31,200)
私は日本円で支払いました。配送料は$31だったので、消費税をあわせて約7万円くらいでした。こう考えるとシャフト2本で7万円は少々高い気がしますが、日本では買えないモデルだったので購入してみました。
シャフトフレックスはケプカと同じ、TX(ツアーX)にし、70TXは1W用、80TXは3W用にしました。

ディアマナD+Ltdのスペックを確認したいと思います。
http://www.mrc-golf.com/products/dplus-limited-edition


これまで、Tensei CK Pro Orangeの70TXを利用していましたが、同じ元調子系のシャフトなので比較的似たような挙動をするシャフトでした。テンセイオレンジは叩きに行っても左に行きにくいシャフトですが、インパクトゾーンでシャフト先端が結構走るイメージです。個人的な感想ですが、元調子であっても、しっかり走ってくれるので、比較的振りやすいシャフトでした。現在は、日本でも発売されて爆発的な人気を誇っており、ゴルフ場に行くと見ない日は無いくらい皆さん使用されています。「軽硬」ブームなので、50Xなどをラインナップして、弾道も抑えつつ、しっかり振り抜けるのが受けたんでしょうか。

しかし、私にはテンセイオレンジの「走る」感じがあまり好きではなかったので、ケプカが以前から使用していたディアマナD+Ltdに切り替えた次第です。このシャフト、一言で言うと、「何もしないシャフト」です。叩きに行けば行くほど、それが距離に繋がる感じがします。テンセイオレンジに比べてあまり走ったりはしません。しかし、自分でコントロールできるシャフトなので、方向性も比較的良くなりました。海外PGAのハードヒッターが使用するのも納得のシャフトです。是非とも日本でも展開して欲しいシャフトです。三菱ケミカルの中でも一番と言っても良いくらい固くてハードヒッター向けのシャフトだと思います。70TXだとヘッドスピード50m/sくらいあれば振っていけると思いますが、55m/sくらいあったほうがこのシャフトを活かせると思います。

70TXの場合、トルクも2.7と非常に低トルクであり、手元の挙動がそのままヘッドに繋がる感じがします。バット部分もかなりしっかりしているので、自分のスイングパワーを直接ボールにぶつけて行けるイメージです。スプーンには80TXを装着していますが、こちらのほうが重量もしっかりしている分、低弾道で力強いボールが打てました。今の自分に非常にマッチしていると思います。

まとめ

三菱ケミカルのシャフトでは、DiamanaXなどの特殊なシリーズを除いては、1,2を争うくらいハードスペックのシャフトです。日本のシャフトがどうしても合わない、しなりすぎるという方にはマッチするシャフトでは無いかと思います。ケプカのような筋骨隆々では無くても、ヘッドスピードがそれなりに速く、自分の力でしっかりボールを叩きたい方には是非ともオススメしたいシャフトです。

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